2026/06/06 09:25


この話で伝えたかったこと


この文章は、害虫の怖さだけを書きたかったわけではありません。


8月の園地には、見える変化と見えない変化が同時に起きている、ということを書きたかったのです。


雨が降ると草が伸びる。

草が伸びると、園地の空気も少し変わる。


その変化の中で、

小さな生き物たちも動き出します。


しかも相手は、

一度の対応で終わるほど単純ではありません。


だからこそ生産者は、

毎年同じように見える季節の中で、毎年違う判断をしています。


さらに今は、暑さの長期化や資材の負担、

選択肢の変化なども重なり、畑の管理はより繊細になっています。


それでも、学ぶことをやめず、

育て方も守り方も見直しながら

前へ進んでいく。


その積み重ねの先にあるのが、

誰かの暮らしの中の、

おいしい時間だと思っています。