2026/06/06 09:14


選べる手段が減る時代に


りんごが広く届けられることは、

本来うれしいことです。


遠くの誰かにも味わってもらえるのは、

生産者として励みになります。


その一方で、農薬に求められる基準は

年々細かくなっています。


安全性や流通条件に合わせて、

使えるものも変わっていきます。


それは必要なことでもあります。


けれど現場から見ると、守るための選択肢が少しずつ狭くなる感覚もあります。


さらに資材の価格が上がると、

判断は技術だけでは済まなくなります。


良いものを作りたい。

でも、そのために必要なものが重くなっていく。


そんな状況でも、木は待ってくれません。


季節は進み、実は育ち、

園地には次の判断がやってきます。


だからこそ、今ある方法を

よく知ることが大事になります。


限られた中でどう守るかを、真剣に考え続ける必要があります。